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【社員インタビュー】仕事と育児は両立できる。リモートワークや制度をフル活用した働き方とは?

LINE Digital Frontier株式会社(LDF) HR Blog編集部のShizuです🍄
前回の記事では産休育休のサポート制度や社内アンケートの声をご紹介しましたが、今回は子育て中の社員5名で実施したインタビューの様子をお届けします✨
仕事と両立する上で会社のいいところや大変なところ、普段どう過ごしているかなどを詳しく聞いてみました🎤


参加社員紹介

Nagao:もうすぐ4歳の息子がいます。幼稚園に通っているためお弁当を作るのですが、最近はキャラ弁作りにすっかりハマりました。息子が乗り物好きなので、車や電車モチーフのお弁当が多いですね。

Komuro:僕は娘がもうすぐ1歳8ヶ月で、結構言葉も喋るようになってきました。公園の鉄棒で遊んだり、踊ったり、元気な子ですね。娘をお風呂に入れるのが僕の役割になっています。

Yamashita:1歳4ヶ月の息子がいます。僕自身サッカーやフットサルが好きなのですが、息子が2歳になったら、まずは親のエゴということで(笑)、近所のサッカー教室に通わせてみようかなと思っています。

Kasahara:私のところはちょうど娘が1歳になったので、先週末に両親も来て、少し早めの誕生日パーティーをしました。最近ハイハイやたっちも始めたので、一緒に遊べて楽しいです。
 
Kim:私もKasaharaさんと近い時期に娘を出産し、もうすぐ1歳です。韓国式のお祝いをやる予定で、チマチョゴリを着てスタジオで写真を撮ろうかなと、今から楽しみにしています。

―ありがとうございます。それでは早速色々とお話伺っていきたいと思います。

この環境だからこそできる経験

Komuro:両立面では、リモートワークと裁量労働制をフル活用していて、すごく助かっていますね。
経営陣の方々も子育てに理解があるというのがありがたいです。
先日、リーダー向けの重要なワークショップがあったのですが、娘が久々に熱を出してしまい、出席が難しくなってしまったんです。翌日CGOと話す時間があったので、欠席して申し訳なかったと伝えると、「それよりもお子さんは大丈夫ですか?」と言ってもらえたのが、僕としてはかなり救われた気持ちになりました。
お互いの両親も遠方住まいで、基本的には妻と二人で娘を見ているので、リモートワークと裁量じゃなかったら絶対に成り立っていなかったです。

Kim:私も同じです。この環境がなかったら、育休からの復帰が難しかっただろうな…と感じています。

Yamashita:リモートワークで常に息子の側にいられるからこそ、はじめて寝返りを打つとかハイハイをするとか、色んなシーンを見られることもありがたいですね。

Nagao:個人的に助かったのは「リモートHQ(※)」の制度ですね。
自分専用の部屋がなくリビングで仕事をしているので、息子が仕事中に寄ってきてしまうんです。スタンディングデスクを導入して立ち仕事スタイルにしたことで、息子が膝の上に乗ってきたりPCに触れたりを防ぐことができたのは、業務効率化にとても役立ちました。
 
Kasahara:私もリモートHQを活用しています。娘がPCデスク下のコードを引っ張ってしまうことがあるので、デスク上にカゴをつけて直接触れないようにしました。子育てに合わせた環境を整備するための備品をレンタルできるのは、すごく助かりますね。

リモートHQを活用した作業スペースを見せてもらいました!

(※)リモートHQについては下記の記事で紹介しています

Kim:福利厚生だと、私はシッター補助制度を使っています。定期的に依頼できるシッターさんを探して、保育園のお迎えをお願いしています。あとは地域サポートも併用していますね。
会社が費用を半分負担してくれるので、私の場合は実質1000円くらいで2時間見てもらえ、その間にご飯やお風呂も手伝ってもらえています。
シッターさんを探すのが大変ですが、育休中から色々試し、近所でお願いできる方を見つけることができたので、会社補助も活用できて助かっています。あとは都道府県がやっている補助制度なども、地域によってはあるみたいですよ。

Komuro:そうなんですね!情報を知って知識をつけていくことが大事ですね。

Nagao:会社にシッター制度があることは知っていたものの、詳しい活用方法まではわかっていませんでした。そんなに便利だと知ったらみんな使ってみたくなるかもしれないですね。

Yamashita:今は息子を保育園に預けているのですが、急に体調を崩してしまってお迎えが必要になることもあり、仕事との両立が大変と感じています。でも社内で育児に理解があるのと、裁量労働制を活用して午前中だけ休ませてもらうこともできるので助かっています。
困ると言うと、小さい子って熱があっても元気だったりすることですね(笑)

Komuro:あるあるですね(笑)娘も先週、熱が出て吐いたりしても、すごく元気でした。

Kim:私も、病気の時が一番大変だな…と、保育園に通わせながら思いましたね。夫は朝早くに出社して帰宅も遅いので、病気のときは両親やシッターさんにお願いしたりして。事前に調査や準備していたので何とか両立できていますが、この環境がないとかなり厳しかっただろうなと思います。

Kasahara:小さいうちは何かと風邪をひくことが多いですよね。社内会議だと、奥から娘の声が聞こえてきても、変な空気になることが絶対ないのがありがたいです。「みんな許して〜」と言いやすくて、周りの理解があるのがすごく助かります。

Nagao:以前、社内会議で少し緊張感が漂っている時があったんですが、不意に息子が乱入してきてその場が和む…ということがありました(笑)
逆に社外との会議のときは、息子が絶対に乱入してこないよう工夫して臨んでいます。

誰もが気軽にとれる産休・育休制度に

Kim:産休に入る前、法務担当者が私とKasaharaさん、それと入って間もない新メンバーの3人だけだったんです。その中で二人同時に産休に入ることになったため、引き継ぎ資料を丁寧に作って、早め早めに実務に入ってもらうようにしましたね。また、休暇中もチームメンバーとたまに連絡を取るなど、自分から連絡を入れるようにしていました。

Kasahara:マネージャーであるKimさんがいろいろと準備してくれたおかげで、私はなだらかに産休に入っていけたので、バタバタすることもなく、リモート環境で働きやすいので復職時のストレスもなかったです。会社に行かなきゃと思うと、大変な面も多かっただろうなと思います。

Komuro:僕は娘が生まれる直前に役員の方と話す機会があって、「お子さんを優先してください。自分はそれが全然できなくて、もし当時に戻れるなら休みを取ると思います」と言うような事を言ってくれました。
その言葉を受けて、ちゃんと休んで家庭を優先しようと思えました。

Nagao:僕は前回育休を利用していないのですが、秋頃に第2子が生まれるので、その時どうしようかなと考えています。編集部の仕事って、休みの間だけ別の編集者に作家さんの担当を任せるというのが難しく、なかなか簡単に引き継げないので…。よりフレキシブルな働き方ができないかなといろいろ検討しています。

Kim:自分がワンオペだった経験もあり、ぜひ男性も長めに育休とってほしいなとは思いますね。休んでも大丈夫、という環境を作っていくことが大事ですね。

Kasahara:私は復職の際、認可保育園に落ちてしまって、もしかすると保育園入れないかも…という状況になってしまったんです。それを会社に相談した時も、「帰ってこられるタイミングでいいから、無理しなくていいよ」って言ってもらえたんです。こう言ってくれる会社ってあまり多くないと思うので、嫌な顔をせずに「ゆっくり休んでいいよ」と言ってくれるのは、安心しましたし、すごく嬉しかったです。

復職後にどう働くか

Kim:Kasaharaさんとは同じチームで、同じ月齢の子を育てていて、似たような時期に体調を崩すことも出てくると思うんです。その状況でもいかに仕事を停滞させずに回せるか、というチームビルディングを意識するようになりました。一人一人が50%くらいの力で働いても回るくらいのチームを作りたいと思って、復帰早々まずはその点から考えました。

Kasahara:そうなんです。復職後すぐにKimさんが仕事環境を整えてくれたおかげで、ほどよく仕事ができて業務過多になることもなく、すごく助かりました。
 
Kim:他のメンバーも含めて、チーム全員が無理なく働いていくためには協力体制が重要だなと思うので、そこは今後も心がけたいですね。

Nagao:息子とこんなに長い時間過ごせるのは、リモートワーク以前の働き方ではありえなかったので、その点すごく恵まれていると思っています。どんな父親だって我が子の初めて立つ瞬間や話す瞬間を見たいと思うんですよね。それを妻と一緒に体験できているので、今は理想的な環境で働けています。リモートワーク環境が続いて欲しいですし、両立面での課題は色々とあるにせよ、今の働き方を発展させていきたいですね。

Yamashita:以前の環境だったら、頑張って仕事を終わらせて息子が起きている間にダッシュして帰る…となるところ、今の環境なら、息子が家に帰ってきた時に両親のどちらかが家にいられたり、習い事への送り迎えができたりしますよね。僕も仕事とプライベートをうまく両立していきたいなと思っています。

Komuro:僕はこれまでお金や自分自身の将来に無頓着なタイプだったんですが、娘が生まれてからは気にするようになりましたね。まず、子育てってこんなにお金がかかるのかと。あと、娘をちゃんと20歳まで育てられるだろうか、と不安になることもあります。今は本当に会社の看板のおかげで仕事ができていると思っているので、ちゃんと「自分自身の強みを持たなきゃ」と強く思うようになりましたね。幅広い知識を学ぶための時間も、少しずつ取り始めました。

Kim:今は自分がワンオペ状態なので、さらなるキャリアアップが考えられる状況ではないのですが、もう少し娘が大きくなって自分のことを振り返る時間ができたら、私も色々勉強したいと思いますね。

Yamashita:家族で楽しめる社内イベントがあったらいいなと思いますね。

Komuro:昔はあったんですよね。コロナ禍で無くなってしまったのですが…

Nagao:「ファミリーデー」という、社員とその家族のためのイベントがありました。私も息子が生まれたらぜひ参加したいと思っていたのですが、生まれた直後にコロナ禍に突入してしまい…

Kasahara:子育て中の社員も多いので、家族と一緒に仕事体験ができたり、社員同士で交流できたりする機会があると楽しそうですね!

おわりに

インタビューでは、育児に関する情報交換や「子育てあるある話」などでとても盛り上がりました😊
会社の環境や制度を活用しながら、それぞれの家庭で工夫しながら両立している様子が伺えました。
今後も、仕事と育児を両立しやすい社内環境づくりに取り組んでいきたいと思います!

それではみなさん、次の記事でお会いしましょう🙌