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弊社エンジニアがKotlin Festに登壇しました!

LINE Digital Frontier株式会社(以下LDF)、HR Blog編集部のmeguです🎅
先日オンラインで開催された技術カンファレンス「Kotlin Fest」にて、LDFのエンジニアが登壇しました🎉

「Kotlin」とはプログラミング言語のことで、LDFでもサーバーサイド開発では Java/Kotlinを使っています。

今回の記事では、本カンファレンスの内容や登壇した様子をご紹介させていただきます!

Kotlin Festとは?

Kotlin Festは「Kotlinを愛でる」をビジョンに、Kotlin™に関する知見の共有と、Kotlinファンの交流の場を提供する技術カンファレンスです。(公式サイトより引用)
2018年から開催され、今年はコロナ禍で休止していた2019年以降、3年ぶりの開催となりました!

■日程:2022年12月10日 (土) 9:40〜18:10
■会場:オンライン開催
■公式サイト:https://www.kotlinfest.dev/

LDFのエンジニアが登壇!

今回、弊社のサーバーサイドエンジニアである松田さん(@kazuki_matsuda)が登壇しました📣

登壇テーマ

::class.fixture() pattern — Kotlin 拡張関数を生かした、Test Fixture 管理の紹介

登壇内容

“Test Fixture” とは、 Unit Test 等(以下単に Test)で多用される前提条件やインスタンスの集合体を具体的な Test Case とは別けて管理したものです。
Test を明瞭で読みやすくする(そして書きやすくする)効果があります。

Fixture は再利用する事が可能で、定数として定義して参照する等の方法があります。定義箇所や方法によって見つけるのが難しかったり、再利用箇所が限られたりするといった問題がありました。

そこで、クラス(KClass)に対する拡張関数として Fixture を定義する事で、Production コードの汚染を避けたままで、IDE による補完の恩恵を受けられる管理ができるようになりました。

これについて、記述方法を元に ::class.fixture() pattern と呼んでいます。
本セッションでは、Fixture の概要から始まって、::class.fixture() pattern の具体的な記述方法や、IDE で補完される場合の体験を、デモを交えながら紹介させて頂こうと思っています。

発表スライド

アーカイブURL


松田さんから(登壇を終えて)

Kotlin Fest は Kotlin 専門では日本で一番大きなイベントの一つです。
Client はもちろん、盛り上がりつつある Server Side Kotlin についても多くの発表がありました。
 
Kotlin は、最初 “Better Java” を一つの目標として開発が始まりました。
実際にそれは実現されて、それこそが JVM 上でのプログラミングを Java から急速に置き換えている最大の理由だと思います。
そのような目標を持つ言語だということもあり、Kotlin Fest では、コード(業務ロジックやテスト、並行処理)をより読みやすく・バグが少なく・保守しやすいように書くためにはどうしたらよいのか、といった観点での発表も活発です。
 
今回のように、Test Fixture にフォーカスして1セッション発表させて頂く、というのはなかなか珍しいのではないかなと思います。Better Java や読みやすさ・書きやすさを求める Kotlin Lover あってこそでした。

発表の機会を頂きありがとうございます。当日ご参加頂けなかった方も、スライド・動画を参照頂き、いつか使うかも知れないアイディアの一つとして記憶頂ければ幸いです。

セッション終了後は質疑応答も行いました!

参加者の声

また、当日様々な感想を頂きました! ありがとうございます。全ては紹介できないのですが、以下に紹介させて下さい👏


おわりに

LDFではサーバーサイドエンジニアを絶賛募集中です!
カジュアル面談からでも大歓迎ですので、ご興味のある方は以下よりご応募ください。お待ちしています🌷


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